幼い頃から数々の鳥類図鑑とともに過ごし、やがて選んだ職業が今の仕事です。
少年の日の気持ちを胸に抱いて成長し、大人になって図鑑を作る立場になりました。野鳥を撮影して二十数年、プロとして活動し始めてから十数年―――。
これまで、小学館・平凡社・山と溪谷社・東京書籍・偕成社などが発行する図鑑に写真を採用いただき、あるいは図鑑や図鑑に準じた本を著者として出版させていただいています。
野鳥写真の原点は図鑑にあります。美しいだけでなく、あくまでも科学的な意味と意義をもつ野鳥写真。私はこれからも日本の野鳥を撮り続け、より充実した図鑑づくりに貢献してまいります。